バンドの自己評価 

会社からひつれいします。
 
よく、個人の人間関係において、自己評価は非常に大切だと言われる。
自分を低く評価している人は、周りも低い評価を与えてくるし、自分を尊重していない人は、周りにも尊重されない。
実はこれはわしがずうっと抱えていた問題なので、仕組みがよく判るのだけども。
 
これってバンドにも当てはまるなーと思って。
メンバーが、「うちは今イチなバンドだから」と(精神的に)背を丸めていると、実際はどんなに上質な音楽をやっていても、バンド側の評価の低さがそのまま見る側に伝わってしまう。
見る側は無意識なのだけども、音楽性と関係ないところで、「このバンドはまあどうでもいいかな」と思ってしまうのだ。
これは、謙遜とは違って、もっと色々心のうちを探ってみると、どうせ評価されないと卑屈になっているとか、評価されないことを恐れるあまり不自然な態度になっているとか、そういう感じ。(実は卑屈になるのも根本は恐れのせいなのだが。)
 
その逆で、よく根拠は判らんのだけども自信満々なバンドは、客としてもよく根拠は判らんのだけども一目置いてしまう。
音楽性では惹かれなかったが応援はしようかなと思えるようなバンドは、たいがいこの根拠不明の自信に満ち溢れている。
自信満々と言うと不遜とか態度がでかいとかいうイメージになるが、腰が低くても自信満々というのはありえる。
早い話、↑で自己評価が低いというところに書いたのとは逆で、卑屈にならないし、不自然な態度も取らない。評価されなければいけないという恐れがないということなのだが。
 
まあ最近はこのようなことを考えていました。