結局は自信のなさ、弱さの露呈でしかなく

星野智幸氏の日記より抜粋(8/15付。ちょっと古いけど。)

東京都教育委員会は、「ジェンダー・フリー」という言葉を禁止するとともに、公立学校で男女混合の名簿も禁じた。「女・子ども」が男と社会的立場の上で平等になった現在、声高には「気に食わない!」とぶち切れることのできなかったオヤジたちの、なりふり構わぬ復讐である。世の中は今、「オヤジの復讐」モードにある。それが主流となっている以上、誰もがオヤジ化して、理由なき復讐に走る。

ま た 慎 太 郎 王 国 の 話 か 。
ってのはいいとして、思うのだが、名簿を男女別にするか否かにどれほどの意味があるのだろう? 男子が先、女子があと、これしきのことも、男性が優越感に浸るには必要なことなんだろうか?
わしは2chの男女論板(??)はみたことないのだが、多分「女は人間じゃない」的な意見の巣窟かと思う。けど、最近思うに、そういうことを言う男性というのは、声高にそういうことを言っていないと、怖いのだろうね。ほんとは女性を脅威に思ってるのだろうね。だって、ほんとにバカにしててどうでもいいと思ってたら、青筋立てて「女は〜」とか言わないでしょう。
わしは最近、(個人差はあれど)男性はこういう性質、女性はこういう性質、と傾向を観察して、「男性がこうだったらこっちはこういう態度を取ることで補間していきましょう」的考えに変ってきており、それで随分ラクになった。優劣つけるから醜いことになる、ってか優劣つけたがるのは男性だが、子供を産めるか否かって点で優劣つけてしまうと、どうしてもその点では歴然と女性の方が優れてるってことになるわけで、この一点を打ち消したいがために躍起になっている、という印象だなあ、男尊女卑を懸命に提唱してる男性は。どうしても優越感が必要ということであれば、尊敬される男になればいいのに。まあ女性も男性をたてるのがヘタになったって事実もあるだろうがね。
けど、ほんとに尊敬できる男性は、他人を見下したりしないし、えばらないものです。結局はそういうことさ。