いまどこにいる?

ってのは、わしがたまに書く似非小説で、登場人物A氏が上の空のとき、その友人が言うセリフなのだが。
A氏はすぐに遠いところにいる友人とか過去の出来事とかに思いを馳せるくせがあるのだが、さっき気付いたよ、自分も同じだった_| ̄|○
いや、ガクーリすることでなく、もう4年も海外行ってねえのにそのわりに閉塞感なく暮してるなーと思ったし、ほんとに4年も行ってねえってのが信じられねいです。かなり色んなとこに行ってる気になってるんだよな。
それは色んな国の人と話す機会があったり、海外行った友人の話聞くからかな、とか思ったんだけど、ほんとの理由は、翻訳だ、と今書いてて気付いた。インタヴューにしろ何にしろ、そこで語られる内容に完全に入り込むクセがあるので(翻訳やる人は多分みんなそう)、LA、NY、マサチューサッツ、あるいはドイツ、フランス、その他の国、そしてそれらの土地のスタジオ、ライヴ会場やそのバックステージ、色々行ったような気がする。
ついでに書くと、わし小説読んだり映画観るのけっこうしんどいんだけど、それって完全にその世界に入り込むからで、本/映画が始まったらあっちに行って、終ったらこっちに戻ってきて、って、その移動がしんどいんだよな。まーでも先日ふと町田康の詩集を買ったので、また読書復活するかな。とは思ってるけど。映画鑑賞もちらっと復活の兆し。