1イベントのバンド数について及びSPANAMの感想

先日の、PULLING TEETHレコ発の感想の続きですが。
一番思ったのは、レコ発ライヴとしては、バンド数がちょうどいいな〜ってこと。出たのは4バンドだった。
まあ採算の関係で、どうしてもバンド数が5〜6になることもあるかとは思うんだけど、4バンドくらいが、1バンドがじっくり観られてちょうどいい。(もちろん3、2、1って少なくなればなるほどよりじっくり観られるけども、現実問題それは難しいだろう。)
 
バンド数、これくらいがちょうどいいな〜と思ったのは、一番手のSPANAMのときだね。
めっさ好きなバンドなんだが、これまで満足できるほどの時間観られたことがない。いつも5曲くらいかな? でもこの日は6〜7曲で、かなり満足だった。まあ彼らの音楽は、直球でカッコイイけども、同時に観念的でもあるから、空気が温まるのに時間がかかる、というのもあるかも知れないが。(この点はCRISISと共通するかな。)
 
ついでにSPANAMについて思うこと。
彼ら(ってか秦さん)の歌詞から読み取れるメッセージは、正直いまの自分とは反対の考えではあるけども、愛するバンドには変りなく。
最終的に、音とパフォーマンスが心に真っ直ぐ入ってきて、その心をゆっさゆっさ揺さぶってくれりゃ、それ以上、ミュージシャンに望むものはない。SPANAMはいつもそれをやってのける、最高のバンドだ。
 
ってことで夏の新作がめっさ楽しみなのであった。